「パブリックアクセス」ってご存じ?

「パブリックアクセス」とは、市民が自分たちで企画制作した番組をケーブルテレビなどを利用して、自由に放送できる制度のことです。これが普及すると、住民は容易に情報発信ができるようになり、地域の課題などについての議論のきっかけづくりや地域活動の取り組みの引き金となり、そして、有益なコミュニティの場ともなります。
驚いたことにアメリカでは、1934年の最初の通信法が出来た当初から、テレビチャンネルの一部を地域社会へオープンにする制度がありました。ケーブルテレビが普及すると、ケーブルテレビ会社は収入の5%をパブリックチャンネルの費用として負担するよう義務づけられている時期もありました。その制度がなくなった今日でも、ほとんどの都市で市民のチャンネルは確保されています。
日本でも同様の市民放送があり、精力的に取り組んでいる地域もあるものの、規模はアメリカの足下にも及ばないのが実状で、まだまだ知らない人も多いようです。
福岡ではFM-mimiで毎週金曜日20:00〜23:00「空中公民館」という番組が放送されています。この番組はFM-mimiのホームページ(http://www.fmmimi.com/index2.html)からもインターネット放送として聴けますので一度試聴されてみてはどうでしょうか。
私はこれまでインターネットを活用すると、誰もが自由に情報を発信・受信するなかで議論を深めることができ、これからのコミュニティの中でも大切な役割を果たすと思っていたのですが、それだけでなくこのような「放送」を活用したり、あるいは他のメディアと組み合わせたりすると、もっと効果的で質の高い活用法となりうるのではないかと感じました。