全国「ゆるキャラ」選手権に出場しました 【第1話】

みなさん「ゆるキャラ」という言葉をご存じでしょうか。
自治体や団体が事業PRやまちおこしのために生み出したキャラクターで,なんとも可愛さに徹し切れていない,それがどことなく微笑ましくもあるというものを指します。キャラクターをモデルとした着ぐるみがあって,おそらくみなさんの庁舎のどこかの倉庫に安置されていると思います。
私の所属する交通局にも,「ちかまる」というキャラがある。
「全国ゆるキャラ選手権九州予選があるので出てもらえないか」とテレビ東京の番組製作会社から交通局のマスコットキャラ「ちかまる」にオファーがあったのは昨年末の頃。
うちの「ちかまる」が全国区の放送に出場し,地下鉄への親しみを得るというのは増収増客の一環であるので,是非とも出場したいと地下鉄営業担当の松吉は考えた。
当然,上司に「テレビ局からこういった話を持ちかけられてるのでちかまるを出場させたいんですけど」みたいな相談をしたところ,どうも感触が良くない。「ゆるキャラ」という言葉がひっかかっているようである。なるほど。とはいえ何とか出場に了解を得たちかまるであった。
今回の「ゆるキャラ選手権九州予選」については,福岡市の様々な局にあるキャラクターに出場依頼が届いているのだが,どうも半数のキャラは出場できなかったようである。結局福岡市から出場したのは,3体のキャラだけだった。福岡市から数多く出場し,予選でのインパクトを与えたいところだったが残念だ。やっぱり自治体キャラなので,使用目的が厳格なのもあるだろうし,キャラには「中に入るヒト」と「それを介助するヒト」の2名が必要で,業務が多忙だという事情もあるのだろう。
さぁ,予選当日。
小雨降る寒空の日,ちかまるは意気揚々と会場である体育館に向かった。
ちかまるが受付で知った驚愕の事実とは?
第2話に続きます。
※写真は,別の地下鉄イベントでの「ちかまる」。中のヒトは松吉。